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低い声に対する犬の反応が鈍い理由 [しつけに関するプチコラム]

犬が、高い声の女性には反応するけど、低い声の男性には反応しない・・・
世のお父様方がよく嘆くこの現象、理由があります。
ちなみに、猫にもあてはまります。

昔は、よく「低い声は聞き取りにくい」と言われていました。

しかし、可聴域を実際に数値に表わすと、

人:12Hz~23000Hz 犬:15Hz~60000Hz 猫:45Hz~64000Hz

この数値は限界値なので、一般的に聞こえる範囲はもう少し狭くなります。

対して、人が発することができる音の域は、

80Hz~3000Hz
(犬は450Hz~1100Hz、猫は750Hz~1500Hz)

というわけで、しっかりと犬猫の可聴域に収まっています。


では、なぜ低い声への反応が鈍いのでしょうか。


答えは、「威嚇されている」と勘違いしているからです。


犬も猫も、威嚇する時は低い声で押し殺すように唸ります。
その後に吠える場合も、低い大きな声で吠えますよね。

喜んでいる犬が、低い声で鳴いているのを見たことありますか?
その犬にとっての「高い声」で鳴いているはずです。


特に犬の発することのできる低い音の域が、人よりも高いです。
なので、人が普通に発することができる低音でも、犬にとっては「低い声をわざと出している」状態になってしまうことが多いのです。


というわけで、世の男性方。
犬に話しかけるときは、心持ち高い声で話しかけてみましょう!


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次回は、犬をしつけるときに耳を噛めばいいって本当?についてお話します。
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