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「おいで」と呼ぶと犬が逃げるときにするしつけ [困った行動]

「おいで」と呼ぶと逃げる・・・
これは、いざという時に犬をコントロールできない危険性があります。

リードが外れてしまった時、「おいで」と呼んで、逃げて行ってしまったら・・・
ぞっとしますね。

「おいで」という指示を聞かなくなる理由は、これまたいくつかあります。
順にあげていきましょう。


「おいで」で呼ばれた時に、嫌なことがあった
「おいで」で呼ばれたら、叱られた。爪切りなどの嫌なことがあった。
要するに、「おいで」=嫌なことがある、という紐づけがされてしまった場合です。
嫌なことがあると分かっていて、「おいで」に応えるはずがありませんよね。

この場合は、「おいで」=良いことがある と認識させなおすことが重要です。
まずは、逃走を防ぐためにリードを付けた状態で行います。
犬と飼い主さんの距離は最初は短くしておきましょう。
犬の鼻先におやつを示し、飼い主さんの方に誘導します。
この時、飼い主さんは移動しないこと。
おやつにつられて飼い主さんの膝元まできたら、「おいで」の指示語をだし、ご褒美をあげます。
これを繰り返し、段々距離を伸ばしていきましょう。
愛犬の鼻先におやつを示せない距離まで遠ざかることができたら、おやつの誘導は必要ないはずです。
「おいで」の指示で犬が走り寄ってくることができたら、すかさずご褒美をあげましょう。


「おいで」と呼ばれたが、他に楽しいことがあるから行かない
外などの、面白いことが沢山ある場所で「おいで」と呼んでも来ない場合は、これが当てはまります。
誘惑があまりない場所で「おいで」のしつけを行い、段々と誘惑が沢山ある場面でも「おいで」ができるようにしつけていきます。
例えば、最初は「家の中」
次は、「おもちゃに気をとられている時」
更に、「散歩中に何かに気をとられている時」・・・などなど。
しつけのアドバイスの中には、「もっと美味しいおやつ」や、「より興味をそそられるおもちゃ」で誘導すべきだとするものもありますが、お勧めしません。
何故なら、よりより「おやつ」や「おもちゃ」で誘導することで、ご褒美の水準が上がるからです。
今まで上げていたご褒美では、言うことを聞かなくなってしまう可能性がありますので、ご褒美の水準をあげることはお勧めしません。


「おいで」は追いかけっこの合図だと思っている
こんな経験はありませんか。
「おいで」と呼んでも犬が来なかったので、犬を捕まえに行きました。
すると、犬は走って逃げてしまい、追いかけっこになってしまいました。。。

もう、お分かりですね。
「おいで」=追いかけっこの合図と勘違いしてしまったわけです。
この場合も、「おいで」=飼い主さんのもとに行くことで、良いことがある と紐づけをし直す必要があります。

最初はリードを付けましょう。
犬の鼻先におやつを示し、そのおやつを飼い主さんの方へ誘導します。
飼い主さんの膝元に犬が歩いてきたら、「おいで」の指示語とともにご褒美をあげます。
次第に距離を遠ざけていきましょう。



一度勘違いしてしまった認識を治すのは難しいですが、根気良くしつけてあげましょう!



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次回は、犬が低い声への反応が鈍い理由をご紹介します。
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