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食糞する犬にするしつけ [困った行動]

犬の食糞は、理由がいくつかあります。
食糞する原因を突き止めて、それに見合った対処やしつけをする必要があります。


ストレスがたまっている
散歩量が足りない、飼い主さんに構ってもらっていない。
その他にも理由はあると思いますが、ストレスが溜まり、食糞をしてしまうケースがあります。
この場合は、ストレスの元を取り除くことで解消できます。
散歩の回数を増やしてみる、時間を増やしてみる。
スキンシップの時間を長めにとってみる、等。


食糞をしたときに叱った
以前に食糞をしたときに、叱ったことはありますか?
犬が、「食糞をしたら構ってもらえる」と勘違いをしてしまい、食糞を繰り返すケースがあります。
トイレをした後、食糞をする前に「まて」や「おすわり」などの指示を使い、食糞をせずに指示を聞けたらご褒美をあげます。褒めてあげます。スキンシップもします。
「食糞をしない方が、良いことがある」と思わせることが重要です。


トイレを失敗した時に叱った
違う場所でトイレをしてしまった際に、叱ってしまった。
このような場合、「叱られたくないから、隠さないと」と食糞している場合があります。
「糞」自体がよくないものと勘違いしているケースです。
まずは、トイレを失敗しても叱らないことが重要です。
代わりに、正しい場所でトイレができたら十二分に褒めてあげましょう。
次第に、トイレの失敗も減り、犬にとって叱られる理由がなくなってくるはずです。
それでも食糞する場合は、「まて」や「おすわり」の指示を使い、食糞をせずに指示を聞き、片づけを待つことができたらご褒美や褒め言葉をあげましょう。
「食糞をしない方が、良いことがある」と認識させます。


何らかの原因で食事を消化できていない
食事量が多すぎる場合や、病気、生まれつきの疾患等で、消化能力が低くなっている場合があります。
この場合、糞に栄養素等が残っており、その匂いに反応して食糞しています。
まずは、病院で診察を受けましょう。
もし、食事量が多い場合であれば、食事量を少し減らしてみましょう。
その他の理由であれば、獣医師の指示を仰ぎましょう。


母犬、飼い主さんの真似をしている
母犬は、子犬を外敵から守るために、子犬の存在を示す匂いを放つ「糞」を本能的に食べて片づけることがあります。
この、母犬の行動や、飼い主さんが糞を片づけている様子を見て、真似をして片づけているケースがあります。
この場合も、「まて」や「おすわり」の指示を使い、「食糞をしない方が良いことがある」、と認識させましょう。


食糞も、癖になってしまっている場合は治りにくいです。
しかし、根気よくしつけることで、食糞を抑えることができます。
注意が必要なのは、食糞をしたときに叱らないこと。
食糞を飼い主さんに見られないように、食糞するスピードが速くなったり、隠れた場所で糞をして食糞をするケースもあります。


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次回は、「おいで」と呼ぶと逃げる犬にするしつけをご紹介します。
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