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唸る犬にするしつけ:実践編3 [困った行動]

唸る犬にするしつけが、思いのほかシリーズ風になってしまいました。

最後は、「仲間が侵害されそうだと唸る」場合のしつけです。


この場合は、「何に対して唸るのか」「何を守ろうとしているのか」をまず整理しましょう。
唸る対象があまりにも多い場合は、守る対象になっているものの価値観を下げるしつけの方が良いでしょう。
逆に、唸る対象が限定されているのであれば、唸る対象は危険ではないことを認識させるしつけの方が良いでしょう。


唸る対象が危険でないことを認識させるしつけは、先にご紹介した「人の手に馴れさせるしつけ」を応用すると良いと思います。


守る対象になっているものの価値感を下げる方法ですが、「犬に対象を手放させる」方法が良いと思います。

唸るほど大事にしているものを、あえて犬の方から手放させます。
こレを繰り返すことにって、そのものの価値レベルを下げていきます。


ぬいぐるみが守る対象になっている場合を例に挙げてみましょう。
おそらく、ぬいぐるみを手にとってもそれほど吠えられない人が数人いるはずです。
飼い主さんがそうかもしれませんね。


方法はいたって簡単です。
最初は、おやつなどをちらつかせて、おやつに気を引きます。
おやつに集中している時に、ぬいぐるみを飼い主さんが手に取りましょう。
吠えなかったら、ご褒美でおやつをあげます。勿論褒め言葉やスキンシップも。


この時点で、犬にとってぬいぐるみよりご褒美の方が価値が上だったのです。
これを繰り返すことで、犬の中でぬいぐるみの価値が徐々に下がってきます。
ぬいぐるみと交換するものは、いろいろなものを使用すると良いでしょう。
おやつであったり、おもちゃであったり。
段々価値レベルが下がってきた様子であれば、最終的にはスキンシップなどでも良いでしょう。
(そこまで来てしまえば、それはもはや「お気に入りのぬいぐるみ」にしか過ぎませんが)


飼い主さんと上手く交換ができるようになってきたら、徐々に家族内の誰かと交換の練習→よく遊ぶ犬友達の飼い主さんと交換の練習→飼い主さんのお友達と交換の練習→・・・といった感じに、いろいろな人と交換できる練習をしていきましょう。



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