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ルックアップ法 [しつけに関するプチコラム]

巷で、「ルックアップ法」というものが流行っているみたいです。
結構試されているお家が多いみたいですね。

「ルックアップ法」を提言されているのは三浦健太さん。
「犬の頭がグングンよくなる育て方」という本の中でこの方法を書かれています。

ルックアップ法がどのようなものかというと、

①犬を仰向けに寝かせ、暴れられないように全ての足を押さえる。 ②噛もうとしたら、下あごを押さえて噛めないようにする。 ③暴れようとしたり、噛もうとしたり、離して欲しいと甘えるような声(クーン、クーン、等)を出した時は、「イケナイ」などと厳しく叱る。(叱る際に名前は絶対に呼ばない) ④静かになり、抵抗を止めたら優しく褒める。 ⑤犬の嫌がる部位(口の周りや足の先端など、いろいろな部位)を触っていく。 ⑥触っている最中に嫌がったら、再度叱る。 ⑦犬が抵抗せず、リラックスしている状態になって、初めて「よし」と解放する。

といった流れのようです。
リラックスする状態になっていると、寝ちゃう犬もいるんだとか。

犬にとって、仰向けになる姿勢というのは「服従」の姿勢です。
その姿勢を取らされるのは、犬にとってはかなりの苦痛なわけです。

そこであえてその姿勢をキープさせ続け、大人しいときは優しく褒める。
そうでない時は厳しく叱る。
メリハリをつけることで、犬にただただ恐怖を与えるわけではなく、最終的に飼い主を強く優しい頼れるリーダーと認める事が出来、リラックスして仰向けのまま寝てしまう、という仕組みです。

ただし、犬の性格によって認めてくれるまでの時間が異なります。
長いと、2時間半かかった犬もいるようです。

また、性格によっては「頼れるリーダー」と認めてもらう前に、「恐怖心」が強く結びついてしまう可能性もあるように思います。


さらにさらに、一度ルックアップ法を行い始めたら、犬がリラックスする状態になるまで他のことができません。
来客が来ようと、トイレに行きたくなろうと、中断はできません。
中断してしまうと、逆効果で、さらに言う事を聞いてくれなくなる場合が多いです。


とはいえ、きちんと正しく行うことで、有効なしつけ法だと言えるでしょう。
この方法を行ってリーダーになったからといって、コミュニケーションを疎かにしないように注意ですよ!
また、成犬がいう事を聞いてくれない場合は、何かしらコミュニケーションの取り方が間違っていた可能性もあります。
ルックアップ法を用いてリーダーの地位を確立したら、コミュニケーションの取り方、しつけの仕方などを見直すと良いでしょう。


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罰として無視をする [犬の基本的なしつけの方法]

過去の記事に、問題行動がある際のしつけ方法を少しお話しています。
その中に、「無視をする」という事を方法にあげたものもあります。


この「無視をする」なのですが、方法を間違うと時に逆効果となってしまうことがあります。


まず最初に、「信頼関係がしっかりと築かれたいる場合に有効である」という事です。
当然と言えば当然なのですが、「無視をされる」事が罰につながるのは、飼い主さんと犬との間で信頼関係が築かれている場合です。
大切な人に無視をされるのは、やはり苦しいものがあります。
しかし、まだ知り合ったばかりの関係であれば、「無視」をされても、相手の機嫌が悪かったのかなくらいにしか思わないかもしれません。
つまり、犬を迎え入れて間もなくは、信頼関係を築くしつけが最重要です。
もちろん、犬に甘噛みされた場合などには一言叱った後に「無視」を行いますが、信頼関係を築かずに甘噛みされて無視をするしつけを続けていても、あまり効果は見えてこないでしょう。

二つ目に、「犬が人に構ってほしくて行った問題行動に対して有効」です。
たとえば、甘噛み、無駄吠え、飛びつく、等の問題行動です。
逆に、歯が気になって家具を噛む、人の食事を狙いに机に上る、散歩で先に行きたくて人を引っ張る、等にはあまり有効ではありません。
何故かというと、前者の目的で問題行動を起こしている場合には、無視をするという事は犬にとって、この問題行動は望んだ結果が得られない=問題行動をしなくなる という図式が生まれます。
しかし、後者の場合には、人に無視をされてもあまり関係がないわけです。
むしろ、邪魔が入らない分問題行動を許可されている形になってしまいます。

後者の場合に行う無視は、必要以上に叱ってしまう事を防ぐためです。
犬に「この問題行動」=「人に構ってもらえる」という認識を与えさせないためです。
その為に、瞬間的に叱ったのちに犬を無視します。
最初は「人の食事をとる」「散歩で先に進む」ことが目的だったのに、人に構ってもらえるからその問題行動をとるようになります。
それに気づかず飼い主が必要以上に叱るためその目的を達成してしまう、といった悪循環を防ぎます。

最後に、無視をすることにメリハリをつける
犬のしつけは、総じて主観的にならないことが重要です。
(おそらく、犬以外でもしつけや教える行為は主観的にならないことが重要ですが)
言う事を聞かないからと言って、感情のまま犬にあたっても無意味です。
つまり、犬が言う事を聞かなくてイライラしているからと言って、問題行動を止めても無視を続けるというのは無意味です。
寧ろ、犬はどうして無視をされているのかわからなくなります。
最終的に、よくわかんないけど無視をする嫌味な人、と思うかもしれません。
そう認識されてしまうと、信頼関係もあったものではありません。


犬をしつけする事は、人に何かを教える事と似ていると私は思っています。
言葉が伝わらない分、方法が違うことは多々あります。
しかし、「犬」としてみるのではなく、「個人」(個犬?)として接していく事が、人に何かを教えるときと同様に重要であると思います。
彼らも感情があり、個性があり、意志・知性があります。
通り一辺倒のしつけでは、上手くいかないのは当然です。
相手を見て、彼らにあった諭し方・教え方でしつけをしていく必要があるでしょう。
わかりやすく「無視」と言っていますが、「無視」ではないのです。
上手く言えませんが・・・


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ふせをしつける [犬の基本的なしつけの方法]

犬にふせをしつけたいが、上手くいかない。
そんなご家庭が、意外と多いようです。

ふせは、しつけておくことで「大人しくしてほしい時」にとても有効です。

犬は、興奮すると立ち上がります。走り回りたくなります。
吠えるときは、立ち上がって吠える事がほとんどです。

ですので、吠えさせたくない時や大人しくしてほしいとき、興奮を鎮めたいときは「おすわり」や「ふせ」の指示を出すことがとても有効です。

「ふせ」は、「おすわり」よりも立ち上がったり行動を起こすことに時間がかかる体勢です。
動こうとしたらすぐに再度指示を出すことができますし、何より犬が落ち着きやすいです。

しかし、行動を制限される体勢なので、最初は「ふせ」を嫌がる事が多いです。


おやつの誘導でしつける方法があります。
また、人が立ち膝をして、おやつで誘導して股の間をくぐらせることで、犬を自然とふせの状態にさせる方法もあります。

立ち膝の方法は、犬の体格によってはふせをせずとも通り過ぎれたり、賢い犬だと迂回しておやつを食べてしまう場合もあるようです。

個人的には、おやつでうまく誘導してふせをしつけてしまうのが一番早いかなと思います。

おやつはL字型に誘導しますが、コツがいくつかあります。
考えとしては、犬をいかに立たせない誘導をするかです。
犬の鼻先から地面に誘導する際は、なるべく垂直におやつを下ろします
犬がぐいぐい鼻先をおやつに押してくるからと言って、犬の前方寄りにおやつを誘導すると、立ち上がれるスペースができてしまいます。
犬が地面の匂いを嗅ぐような形になったら、徐々に犬の前方へおやつを進めていきます。
この時、徐々に、ゆっくり前方に進めましょう。
あまりすばやくおやつを移動させると、犬の鼻先がおやつの移動に追いついてない場合は、立ち上がるスペースができてしまいます。
あくまで、鼻先がおやつについてこれるスピードでゆっくり動かします。

そうすると、立ち上がるスペースがないまま、鼻先だけが前方に移動します。
暫くすると鼻先だけ動かすのが辛くなり、前足が進み、ふせの体勢になります。

もし、このやり方でも立ち上がる場合は、おやつを前方に持ってくる際に、肩の部分が上に戻ってこないよう補助すると良いでしょう。
(率先して肩を抑えるわけではないですが、肩が上に上がってきたら軽く抑える程度で)


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机に乗るのを止めさせる [困った行動]

が机の上に上がって食べ物を食べてしまう。

食欲が旺盛な犬ほど、飼い主さんの悩みの種になりがちです。


机の上には、食べ物の他にも文具や書類など、危険なものや大事なものが乗っていることが多いと思います。


ですので、「食べ物や大事なものが乗っている時は机の上に乗っちゃダメ」というしつけをするより、「机の上はいつでも乗ってはダメ」というしつけをしましょう。

条件付きだと、犬は混乱します。
しつけをする時はシンプルに、一貫した内容でしつけをしてあげましょう。


しつけの方法ですが、
「犬が机に手をかけたら」短く一言叫びます
言葉は「あ”!」でも「コラ!」でも何でも良いです。
長くない言葉で、かつ犬がびっくりするくらいの音量で叫びましょう。

悪いことをしている自覚がある犬は、一言叫ぶだけで手をおろします。
手をおろしたら、追い打ちで叱るのはやめましょう。
犬が手をおろして机に上ることを諦めたらご褒美をあげると良いでしょう。
ただし、また机に上ろうとしているのにご褒美をあげたら、机に上ることを助長させるのでご褒美をあげるタイミングは要注意です。

図太い性格の犬だと、一言叫ぶだけでは動じません(笑)
その場合は手を払い、机に手をかけるのを止めさせましょう。
そして、犬に背を向けます。しばらく犬を構いません。
先ほどの場合と同じく、机に上ることを諦めたらご褒美をあげると良いでしょう。

これを机に手をかけるたびに即座に行います。

人がいない(と犬が思っている時)に手をかけていたら、空き缶に小石を入れたものなどで大きな音を立てて驚かせましょう。
天災を装っている形ですね。
人がいなくても乗ってはいけない、と認識させます。

これを繰り返して、覚えさせます。


ビターアップルなどを塗っておくのも良いですが、食欲が勝る犬はビターアップルを物ともしないので、過信は禁物です・・・


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一人遊び用のおもちゃの選び方 [しつけに関するプチコラム]

犬に留守番をしてもらう時や、ハウスにいてもらう時、構ってあげられない時。

犬が一人でいる時間って、意外と多いものです。
その時、犬が退屈しないようにおもちゃを準備してあげることは、とても重要です。

何もすることがないのに、何時間も一人でいる事は、結構ストレスがかかります。

また、飼い主さんがいない寂しさを気にさせないためにも、おもちゃは準備しておいた方が良いでしょう。


では、どんなものがいいのか。


ちょっと調べてみたら、ネットショップによっては「一人遊び用のおもちゃ」としてカテゴリーを組んでいるショップもあるみたいですね。


一人遊び用のおもちゃを選ぶポイントは、
・噛んでも壊れにくい材質(壊れた欠片の誤嚥防止) ・犬の口に収まりきらない大きさ(誤嚥防止)
こんなところでしょうか。

有名なものだと、コングやデンタルボーンなどでしょうか。
ただし、デンタルボーンは噛む力が強くて、噛むのが大好きな子だと、噛んだ部分がトゲトゲしてしまい、口の中を傷つける事があります。

ビーグルの実習犬が、よくデンタルボーンに血を付けていました・・・

犬種や犬の好みによって、おもちゃの硬さや大きさを調整してあげてください。


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クリッカーを使ったしつけ [しつけに関するプチコラム]

一時期、クリッカーを使うしつけが話題になりました。

しかし、使いこなせずにあきらめた人もいるのではないかなと思います。

クリッカーを使ってどうやってしつけするのか、よくわからない人も多いのではないかなと思います。


そもそも、犬がなぜ褒め言葉や自分の名前、「散歩」などの単語を覚えているのかというと、「良い出来事」や「悪い出来事」とつなげているからです。
褒め言葉や名前の後、良いことがある(おやつをもらえる)! 「散歩」って飼い主さんが言ったら、良いことがある(外に出れる)! 「病院」って飼い主さんが言ったら、嫌なことがある(怖いところに連れて行かれる)!

のように、言葉と良い事、悪い事をつなげて覚えています。
特に、言葉の意味を理解しているわけではありません。

つまり、クリッカーの音も、「良いことがある音」と認識させるというわけです。

この基本ができていないと、いくらクリッカーの音を聞かせても、犬はちんぷんかんぷんです。


犬がクリッカーの音を「良いことがある音」と認識したら、後はいつものしつけの際にクリッカーを使うのみです。
指示語代わりにクリッカーを使用したり、褒め言葉代わりにクリッカーを使用したり、様々な使用方法があると思います。

音が均一なため、「一貫した態度」をとれます。
その為、クリッカーはなかなか有効です。


個人的には、クリッカーだけでしつけをするより、「声」も使ってしつけをした方が、気持ちも伝わる気がして好きなんですけどね(笑)


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犬と添い寝するのはOK?NG? [犬のしつけについての疑問]

犬を迎え入れてすぐ、特に子犬の場合だと、夜に寂しがってぐずることはよくあります。

ベッドに入れてあげると、大人しくなるし・・・
でも、しつけ的には良い事なんだろうか・・・
なんて、悩まれる方は少なくないと思います。

私は猫を飼っているのですが、猫でさえ夜中ぐずっているのを見て、どうしようか悩みました(笑)


結論を先にお話しすると、ベッドにあげて一緒に寝るのは、お勧めしません。
犬用の寝床をベッドの傍に準備してあげるのはOKです。

理由として、いくつかあります。
犬の群れでは、リーダーが良い場所を寝床とします。
ベッドは寝心地が良いですよね。つまり、ベッドに犬をあげる=良い寝床を譲る ということです。

犬が自分と飼い主さんの上下関係をしっかり理解しているのならば問題ありませんが、そうでないならば勘違いさせる可能性があります。
最悪、犬をベッドの隅に移動させようとしたら怒られたり、唸られたり。なんてことも。

また、子犬の場合寝返りで押しつぶしてしまったり、ベッドから落としてしまう危険性もあります。

他にもさまざまな理由が挙げられますが、ベッドにあげるのは控えて、犬用の寝床をベッドの傍に準備してあげるのが良いでしょう。


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唸る犬にするしつけ:実践編3 [困った行動]

唸る犬にするしつけが、思いのほかシリーズ風になってしまいました。

最後は、「仲間が侵害されそうだと唸る」場合のしつけです。


この場合は、「何に対して唸るのか」「何を守ろうとしているのか」をまず整理しましょう。
唸る対象があまりにも多い場合は、守る対象になっているものの価値観を下げるしつけの方が良いでしょう。
逆に、唸る対象が限定されているのであれば、唸る対象は危険ではないことを認識させるしつけの方が良いでしょう。


唸る対象が危険でないことを認識させるしつけは、先にご紹介した「人の手に馴れさせるしつけ」を応用すると良いと思います。


守る対象になっているものの価値感を下げる方法ですが、「犬に対象を手放させる」方法が良いと思います。

唸るほど大事にしているものを、あえて犬の方から手放させます。
こレを繰り返すことにって、そのものの価値レベルを下げていきます。


ぬいぐるみが守る対象になっている場合を例に挙げてみましょう。
おそらく、ぬいぐるみを手にとってもそれほど吠えられない人が数人いるはずです。
飼い主さんがそうかもしれませんね。


方法はいたって簡単です。
最初は、おやつなどをちらつかせて、おやつに気を引きます。
おやつに集中している時に、ぬいぐるみを飼い主さんが手に取りましょう。
吠えなかったら、ご褒美でおやつをあげます。勿論褒め言葉やスキンシップも。


この時点で、犬にとってぬいぐるみよりご褒美の方が価値が上だったのです。
これを繰り返すことで、犬の中でぬいぐるみの価値が徐々に下がってきます。
ぬいぐるみと交換するものは、いろいろなものを使用すると良いでしょう。
おやつであったり、おもちゃであったり。
段々価値レベルが下がってきた様子であれば、最終的にはスキンシップなどでも良いでしょう。
(そこまで来てしまえば、それはもはや「お気に入りのぬいぐるみ」にしか過ぎませんが)


飼い主さんと上手く交換ができるようになってきたら、徐々に家族内の誰かと交換の練習→よく遊ぶ犬友達の飼い主さんと交換の練習→飼い主さんのお友達と交換の練習→・・・といった感じに、いろいろな人と交換できる練習をしていきましょう。



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唸る犬にするしつけ:実践編2 [困った行動]

恐怖心から犬が唸るときのしつけ

掃除機や車など、何か対称の物を怖がり、唸る場合です。
まずは、何に怖がるのかを判断しましょう。

何に怖がるのかが分かったら、その対象に馴れさせるしつけをします。
要するに、対称の物を怖くないものだと認識させます。

怖くて唸っているなら、怖くなくなれば、唸らないですよね。


1.弱い刺激から始める
例として、「人の手」を怖がってしまっているケースでしつけをします。

まずは、犬のそばに食器を置きます。
人の手を怖がってしまっているので、食器にご褒美を入れる寸法です。
手を犬に近づけます。最初は気持ち遠い距離から始めるといいでしょう。

唸らなかったら褒め言葉とともにご褒美をあげます。
ご褒美は食器に入れましょう。

もし唸ったら、唸るのを止めるまで後ろを向いて無視しましょう。
唸るのを止めたらご褒美をあげましょう。

これを何度か繰り返します。


次第に、手の距離を近づけていきましょう。
近づけて唸りが強くなるならば、近づけすぎです。
犬がなれるまで、少しずつ距離を近づけていきましょう。


2.犬におやつを直接あげる
先のしつけを何度か繰り返し、犬に結構な距離で手を近づけても唸らなくなったら、おやつを直接手渡しで上げてみましょう。

犬の認識を、人の手=味方 良いものをくれる に変えるのです。

もちろん、おやつだけでなく、しっかりと褒め言葉をかけてあげてください。


また、叩いてしつけたり、手で犬に危害を加えるようなことはやめましょう。
人の手=味方という認識で唸らなくなっているのに、「やっぱり人の手は酷い事をするんだ」と再認識してしまい、唸るようになってしまいます。


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唸る犬にするしつけ:実践編 [困った行動]

所有物が侵害されると犬が唸る時のしつけ

犬が食事中にそばを通ると唸る。
おもちゃで遊んでいて、犬の力が強く、飼い主さんがおもちゃをとられてしまった。
返してもらおうとしたら唸る。

このような、犬の手元にあるものをもらおうとしたら唸る場合です。


まずは、犬と飼い主さんの上下関係が正しいことが重要です。
もし、飼い主さんよりも犬が上の立場になってしまっているのであれば、上位の者の所有物を奪う下位の者を叱っている状態です。
これでは、しつけをしても効果は見られないでしょう。
この場合は、まず飼い主さんがリーダーになるためのしつけを行う必要があるでしょう。

上下関係が正しい場合は、犬の所有物に対するこだわりを減らす必要があります。


1:人の手に馴らす
まずは、ご飯やおもちゃに近づく必要のある「人の手」に馴らします。
食器やおもちゃを見せ、唸っている場合は無視します。
また、食器に近づける手を止めます。
唸るのを止めたら、褒めておやつをあげましょう。
これを何回か繰り返します。
「人の手は、大事なものをとるのではなく、良いものをくれる」と思わせるのです。


2:犬のエサやおもちゃに近づく手に馴らす
今度は、実際にえさやおもちゃに手を近づけます。
手を近づけ、唸らなかったら褒めておやつをあげましょう。
唸る場合は手を止め、唸るのを止めるまで待ちます。
これを何度か繰り返します。


3:実際に食器やおもちゃを下げる
食器やおもちゃを下げます。
食後や遊んだあとに、食器やおもちゃを片づけます。
唸った場合は手を止め、唸るのを止めるまで待ちます。
唸らなかったらご褒美をあげましょう。
何度か繰り返し、次第にご褒美をあげるのをランダムにし、ご褒美なしでもOKなようにしていきます。


おもちゃで遊んでいて、興奮している場合
実際に人の手に馴れ、唸らなくなったとしても、おもちゃで引っ張り合いっこをしていて、興奮して唸る場合があります。

その場合は、引っ張る手を固定します。動きを止めることで犬の興奮を抑えます。
更に、引っ張り合いをしているおもちゃの犬が持つ持つ部分をだんだん減らしましょう。
犬はおもちゃを咥えにくくなり、最終的に自分からおもちゃを手放すでしょう。
犬が手放したら、すぐにおもちゃは飼い主さんがしっかり確保し、犬を褒めましょう。

遊びの時間がまだある場合は引っ張り合いを再開しても良いです。
遊びの時間が終了した場合は、そのままおもちゃを片づけましょう。


長くなりましたので、恐怖心から唸る場合・仲間を守るために唸る場合は次回に持ち越しさせていただきます。


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